どうしてカラダからにおいがでるの?

体臭といえば「男性」というイメージがありますが、女性だから臭わないというものではありません。口臭や体臭などに、悩む女性は多いいものです。
比較的においに敏感だといわれる女性ですが、自分の体臭には気づきにくいという問題もあります。自分の迷惑なにおいに、自分だけが気づかないでいるということもありますので、注意しましょう。

女性の体から出る「におい」には、主に次のようなものがあります。
  • ワキの臭い
  • 頭皮の臭い
  • 口臭
  • 足の臭い
  • 女性特有の臭い

こうした「におい」が発生する原因について、それぞれ簡単にまとめてみました。

女性のにおい、その原因

ワキのにおい

多汗によってにおう場合と、ワキガによってにおう場合があります。

汗を出す汗腺には、「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」という2種類がありますが、ワキの下にはアポクリン汗腺が集まっています。
アポクリン腺から出る汗はネバネバした汗で、脂肪、タンパク質、尿素、アンモニアなどの臭いの元になる物質が含まれています。この汗を多くかくことで、ワキから臭いがしやすくなるのです。この汗ははじめは無臭なのですが、ほおっておくと細菌と結びつき、においを発生させていきます。(ちなみに、エクリン汗腺から出る汗は、水分と塩分が主な成分です。)

また、ワキの下の汗のにおいが強烈な場合は、腋臭(ワキガ)の可能性があります。アポクリン腺の多い人が、ワキガ体質だといわれているようです。「ツンと鼻につく」独特のニオイが特徴です。

口臭

相手の口臭にはすぐに気づけますが、意外に自分の口臭には気づかないことが多いようです。
口臭の原因には、いくつかあります。

もっとも多いと言われているのが、歯垢や虫歯、歯周病などが要因となっている口臭です。食事の後の食べ物のカスなどによって、口の中の細菌が増えると、口臭となります。やがてその細菌が塊になると、歯垢となって虫歯や歯周病などをもたらしますが、この虫歯や歯周病が原因で口臭になることもあります。

また、舌に白く付着する「舌苔(ぜったい)」や、手入れが不十分な入れ歯も、口臭の原因になります。さらには、空腹時にも口臭がします。ダイエットなどで食事制限をしている女性は、特に口臭には気をつけたいものです。

病気から口臭を発生させている場合もあるそうです。
たとえば、胃腸の病気、糖尿病、肝臓の病気、呼吸器系の病気、鼻の病気・・・などでも、口臭を引き起こします。病気が原因で起こっている口臭は、病気を治すことで改善されていきます。

頭皮

女性でも頭皮のにおいが気になる…と言う人は増えているようです。
頭皮のにおいの原因は、主に頭皮の皮脂と汚れによるものと言われています。また女性の場合、髪につける油性の整髪料(ジェル・ワックス)が洗髪で落としきれずに残り、皮脂や汗などと混ざってにおいの原因になることもあるようです。

頭皮に皮脂が多く分泌されると、皮脂が酸化するときに、においが発生します。また、フケをエサに繁殖する雑菌もにおいの原因になります。さらには、シャンプーやリンスの残りカスが原因で、臭いを発生させているケースもあります。すすぎ残しには気をつけましょう。

足のにおい

足のにおいの原因は、汗と細菌によって引き起こされていると言われています。
足の裏は、どの体の部位よりも汗腺(エクリン腺)が集中しているために、1日に両足でコップ1杯もの汗をかくのだとか。
汗だけではにおうことはありませんが、皮膚や靴の中にいる表皮ブドウ菌やバクテリアなどの細菌が組み合わさると、足がにおってしまいます。
女性はよくストッキングを着用しますが、吸収性のない素材のため、靴の中で汗が蒸れやすく、細菌と組み合わさって、足のにおいが発生しやすくなります。

女性特有のにおい

女性の場合、デリケートゾーンのにおいや生理時のにおいなど、女性特有のにおいもあります。
デリケートゾーンのにおいは、ワキガと同じように、陰毛部分にアポクリン汗腺が集中しているために起こりやすいようです。また女性の体臭は、生理周期に合わせて、強くなったり、弱くなったり、変化するといわれています。これは、女性ホルモンの影響から皮脂腺が刺激されて起こりやすくなるのだそうです。

さらには、月経による血液は、酸化すると鉄のようなにおいが発生します。また、ナプキンなどの蒸れなどが原因で、雑菌が発生し、においを生じさせることもあるそうです。注意しましょう。

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